44話
こんなのあんまりだ…。放送で泣かされ見返しては泣かされわたなべさんのオールアップ記事に泣かされでなんだか一日泣いていた気がします。私の日曜日、返してくれよぉ!
いつものことですが文章がめちゃめちゃです。放送日なのでたたんでいます。
いつものことですが文章がめちゃめちゃです。放送日なのでたたんでいます。
順番が前後するんですが、とりあえずカザリのことを。カザリってスマートで気まぐれなわりには物事にこだわるんだなあ、と「せっかく僕が作ってきた場所になんでアンクが…!」って怒ってたところで思いました。カザリとかアンクって何が起こっても「なんで?どうして?」ってパニックにならないし子供じみた私情を挟まず冷静に次の行動を考えられるタイプだと思ってたからちょっと意外だった。カザリはずっと、落ち着ける自分の居場所を探してたのかもしれない。猫は家につくし、変化を嫌う。あの廃屋?はカザリにとっては落ち着かない場所だったのかもしれない。でもメズールガメルには悪感情を持っていない(自分を脅かすような存在ではない)から家に招き入れることはやぶさかでない、というか、飼い主の愛情を奪い取るほどでもない存在だからこその寛容さで接していたと思う。ドクターとカザリはアンクと映司以上に利用し合うだけの関係だと思ってたけど、カザリは飼い主的な愛着を無意識にドクターに求めていたのかもしれない。「僕にコアを」ってすがりついたのに見捨てられて、メダルぶっこ抜かれて倒れて手を伸ばすところもただ悲哀が伝わってくるだけでアンクやオーズに対するような怒りを感じなかった。
ラストで渋谷をさまよいながら消滅するところ、九話あたりで自分たち以外にコアメダルに絡んでる奴がいる、って思いながら街中をさまよってるシーンを思い出した。あのときも居場所を探してたんだよなあ…。捨てられた猫が路上で朽ち果てた、みたいで正直ものすごく心にズッキイイイってきた。結局何ひとつ満たされることもないまま、欲望のままに手を伸ばしながら、別に誰を恨むともなく消えていったカザリがあわれでならない。グリードは世界を飲み込んでしまうはずなのに、結局は簡単に人ごみに紛れてしまう程度の存在でしかない彼らがかわいそうでならない。カザリは人間になりたかったのかもしれない。
人間になりたかった、というのなら多分アンクもそうで、比奈ちゃんに向かって「俺はグリードなんだぞ!」って叫んでるシーン、示唆的というか、あの言い方と表情でアンクの中にいまだに変わってしまいつつある自分に対する戸惑いと混乱と怒りがあるんだってことが、すごくよく伝わってきた。何だかんだでアンクは揺れてる。多分愛されたがってる。「一番欲しいものを手に入れる」→「お前たちじゃない」の流れでもそう思った。「お前たち」を欲しいと思ってなきゃこういう言葉は出てこないよね。ただ映司と向き合うときは死んでもそれを見せないし、多分逆もそうで、あれは比奈ちゃんがいたからこそのセリフな気がする。映司は「どうして裏切ったんだよ」なんて、思ってるにしても言わないし、裏切れらた!って顔もしない。「お前の答えは分かってる」「俺もだ」っていうやり取りがとても悲しい。今までなら言葉を介す必要もなく互いを理解しあってるってことがすごく嬉しかったんだけど(映アン好きてきに)。最後の遠くからにらみあうシーンもつらい。
映司は43話で比奈ちゃんの心情を話すときに「アンクがやったってことが余計に」って言ってたけどもしかしてそれって自分の気持ちだったんじゃないだろうかと今さら思った。アンクにも同じことが言えるけど、映司くんがその辺りのことを本人に言えていたらこういうことにはならなかったと思う。後藤さんと比奈ちゃんの「最初からそういう関係だと言っていた」関連の会話で、冷静に他の人の口からあらためてそれを聞くとすごく異常、というか二人ともなんでそこまでかたくななんだろうと不思議になった。そういう割り切りができるからこそ怪人なんかと上手くやれてた面ももちろんあるんだけど、映司には無欲ゆえにその辺りの共感性、というか変化を受け入れる柔軟性に欠けているような気がして悲しくなる。だからこそ「後藤さんが心配してくれて、比奈ちゃんがそばにいてくれて嬉しい」ってセリフには泣いた。嬉しい、とか楽しい、とかそういうことあんまり言わない人だよね。よく笑うのに本当に楽しがってるのかを言わない人だよね。与えられることに慣れきった自分を恥じてたけど、それすら今はもうどうでもよくなってる感じがする。欲の問題がどう決着つくのか分からないけど、ただひたすら幸せになって欲しい。
そういえばアンクが「コアを全部砕く」の後の表情と同じのを比奈ちゃんの「私はお兄ちゃんと映司くんを助ける」発言の後にもしたのを見て、もしかしたらアンクは心のどこかで比奈ちゃんが自分の味方をしてくれることを期待してたんじゃないだろうかと思いました。一時は心を通じ合わせた映司と比奈ちゃんに、ひたすら共感を求めてるように思う。ものすごく分かって欲しがってる。でも映司にそれを求めたらコア砕くとか言われたから本気で恐れて命を狙ってきて、さらには今回比奈ちゃんにも見放されたから殺そうとしたのかもしれない。そんなセリフはひとつもないし分かりやすくそういう表情もしてないのに、全身全霊で「愛されたい!」って言ってる気がして役者さんてすげーなと思いました。先週からこっちさんざん腐れ外道呼ばわりしてきたけど、ここにきてなんかアンクがかわいそうになってきた。
話が前後してますがグリード大集合のところは大変燃えました。アンク(+舎弟)とカザリがけんかしてるところでメズールが水ぶっかけにくるシーンは大笑いした。仲いいじゃないのよ普通に。お母さん+四人兄弟みたいだよ。あと舎弟のくせにいきがってるウヴァアアアさんがかわいくてたまりません。いじめたい。カザリもメズールも眼中に入れてないところがたまらない。アンクのアイス調達は絶対ウヴァさんがやってくれると信じて…!次回のドジな舎弟っぷりにご期待下さい!
あと王の部屋?は映画ネタ?爬虫類→人間の道と恐竜→始祖鳥→鳥の道がきっぱり分かれていてなんか色々妄想できそうでしたね。恐竜コアを進化させた始祖鳥メダルとか出てくる?あれを見てると、他の動物はみんな進化すると人間になれるのに鳥と恐竜だけは人間になれない、みたいに思えて今後の先行きが非常に心配になるんだけど大丈夫か。そういえば虫は書いてなかった気が?さすがウヴァさんっていう突っ込みまち?あれは忘れられたフリで、虫にはもしかして重要な役割があるの?
映司くんがオーズになったのは仕組まれたことのような気がしてきましたね。あの事件は有名らしいから目をつけられててもおかしくないしさすが会長きたない
それと後藤さん、「俺もあんまり遊ばなかった」発言(=ぼっち確定)とかサイフ見ながら「何か欲しいものはないか?」発言の後であんなかっこいいシーンもってくるなんて反則すぎる。命をかけて完全体カザリに特攻していって、ぼろぼろになりながらブレストキャノンシュートを放ってスキをつくるとかもうね…。「かっこいい」という概念が人の形を取ってるてきなね…。
来週のウヴァさんは落とし穴にはまるらしいので全力で待機する所存です。愛の欲望って何だろ。メズールの欲望なんだろうけど、カザリとかアンクみたいに愛されたい欲望じゃなく愛したい欲望なのかなと予想。メズールの愛は恋愛とか性愛の類だけじゃなくて母性愛も含んでる気もする。でもなんだかいびつで幼い、悲しい愛だなあとガメルとのやり取りを見てて思う。ちょっと支配欲に近いものがある気がする。それとは別に、出来心でうっかりメズールに手を出したが最後、手玉に取られてボロボロにされケツ毛までむしられる(※比喩)ウヴァさんとかアンクとかドクターが見たいです。
あと色々書きたいことあった気がするんですが頭が混乱してきたのでここら辺に。思いついたら追記します。
ラストで渋谷をさまよいながら消滅するところ、九話あたりで自分たち以外にコアメダルに絡んでる奴がいる、って思いながら街中をさまよってるシーンを思い出した。あのときも居場所を探してたんだよなあ…。捨てられた猫が路上で朽ち果てた、みたいで正直ものすごく心にズッキイイイってきた。結局何ひとつ満たされることもないまま、欲望のままに手を伸ばしながら、別に誰を恨むともなく消えていったカザリがあわれでならない。グリードは世界を飲み込んでしまうはずなのに、結局は簡単に人ごみに紛れてしまう程度の存在でしかない彼らがかわいそうでならない。カザリは人間になりたかったのかもしれない。
人間になりたかった、というのなら多分アンクもそうで、比奈ちゃんに向かって「俺はグリードなんだぞ!」って叫んでるシーン、示唆的というか、あの言い方と表情でアンクの中にいまだに変わってしまいつつある自分に対する戸惑いと混乱と怒りがあるんだってことが、すごくよく伝わってきた。何だかんだでアンクは揺れてる。多分愛されたがってる。「一番欲しいものを手に入れる」→「お前たちじゃない」の流れでもそう思った。「お前たち」を欲しいと思ってなきゃこういう言葉は出てこないよね。ただ映司と向き合うときは死んでもそれを見せないし、多分逆もそうで、あれは比奈ちゃんがいたからこそのセリフな気がする。映司は「どうして裏切ったんだよ」なんて、思ってるにしても言わないし、裏切れらた!って顔もしない。「お前の答えは分かってる」「俺もだ」っていうやり取りがとても悲しい。今までなら言葉を介す必要もなく互いを理解しあってるってことがすごく嬉しかったんだけど(映アン好きてきに)。最後の遠くからにらみあうシーンもつらい。
映司は43話で比奈ちゃんの心情を話すときに「アンクがやったってことが余計に」って言ってたけどもしかしてそれって自分の気持ちだったんじゃないだろうかと今さら思った。アンクにも同じことが言えるけど、映司くんがその辺りのことを本人に言えていたらこういうことにはならなかったと思う。後藤さんと比奈ちゃんの「最初からそういう関係だと言っていた」関連の会話で、冷静に他の人の口からあらためてそれを聞くとすごく異常、というか二人ともなんでそこまでかたくななんだろうと不思議になった。そういう割り切りができるからこそ怪人なんかと上手くやれてた面ももちろんあるんだけど、映司には無欲ゆえにその辺りの共感性、というか変化を受け入れる柔軟性に欠けているような気がして悲しくなる。だからこそ「後藤さんが心配してくれて、比奈ちゃんがそばにいてくれて嬉しい」ってセリフには泣いた。嬉しい、とか楽しい、とかそういうことあんまり言わない人だよね。よく笑うのに本当に楽しがってるのかを言わない人だよね。与えられることに慣れきった自分を恥じてたけど、それすら今はもうどうでもよくなってる感じがする。欲の問題がどう決着つくのか分からないけど、ただひたすら幸せになって欲しい。
そういえばアンクが「コアを全部砕く」の後の表情と同じのを比奈ちゃんの「私はお兄ちゃんと映司くんを助ける」発言の後にもしたのを見て、もしかしたらアンクは心のどこかで比奈ちゃんが自分の味方をしてくれることを期待してたんじゃないだろうかと思いました。一時は心を通じ合わせた映司と比奈ちゃんに、ひたすら共感を求めてるように思う。ものすごく分かって欲しがってる。でも映司にそれを求めたらコア砕くとか言われたから本気で恐れて命を狙ってきて、さらには今回比奈ちゃんにも見放されたから殺そうとしたのかもしれない。そんなセリフはひとつもないし分かりやすくそういう表情もしてないのに、全身全霊で「愛されたい!」って言ってる気がして役者さんてすげーなと思いました。先週からこっちさんざん腐れ外道呼ばわりしてきたけど、ここにきてなんかアンクがかわいそうになってきた。
話が前後してますがグリード大集合のところは大変燃えました。アンク(+舎弟)とカザリがけんかしてるところでメズールが水ぶっかけにくるシーンは大笑いした。仲いいじゃないのよ普通に。お母さん+四人兄弟みたいだよ。あと舎弟のくせにいきがってるウヴァアアアさんがかわいくてたまりません。いじめたい。カザリもメズールも眼中に入れてないところがたまらない。アンクのアイス調達は絶対ウヴァさんがやってくれると信じて…!次回のドジな舎弟っぷりにご期待下さい!
あと王の部屋?は映画ネタ?爬虫類→人間の道と恐竜→始祖鳥→鳥の道がきっぱり分かれていてなんか色々妄想できそうでしたね。恐竜コアを進化させた始祖鳥メダルとか出てくる?あれを見てると、他の動物はみんな進化すると人間になれるのに鳥と恐竜だけは人間になれない、みたいに思えて今後の先行きが非常に心配になるんだけど大丈夫か。そういえば虫は書いてなかった気が?さすがウヴァさんっていう突っ込みまち?あれは忘れられたフリで、虫にはもしかして重要な役割があるの?
映司くんがオーズになったのは仕組まれたことのような気がしてきましたね。あの事件は有名らしいから目をつけられててもおかしくないしさすが会長きたない
それと後藤さん、「俺もあんまり遊ばなかった」発言(=ぼっち確定)とかサイフ見ながら「何か欲しいものはないか?」発言の後であんなかっこいいシーンもってくるなんて反則すぎる。命をかけて完全体カザリに特攻していって、ぼろぼろになりながらブレストキャノンシュートを放ってスキをつくるとかもうね…。「かっこいい」という概念が人の形を取ってるてきなね…。
来週のウヴァさんは落とし穴にはまるらしいので全力で待機する所存です。愛の欲望って何だろ。メズールの欲望なんだろうけど、カザリとかアンクみたいに愛されたい欲望じゃなく愛したい欲望なのかなと予想。メズールの愛は恋愛とか性愛の類だけじゃなくて母性愛も含んでる気もする。でもなんだかいびつで幼い、悲しい愛だなあとガメルとのやり取りを見てて思う。ちょっと支配欲に近いものがある気がする。それとは別に、出来心でうっかりメズールに手を出したが最後、手玉に取られてボロボロにされケツ毛までむしられる(※比喩)ウヴァさんとかアンクとかドクターが見たいです。
あと色々書きたいことあった気がするんですが頭が混乱してきたのでここら辺に。思いついたら追記します。
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