43話
「信吾さんから離れろよ!比奈ちゃんに返せ!!」→映司てめえ日頃から後悔したくないとか救いたいとか言っておいて俺の命砕いて何の後悔もしてねえのかよ!俺はちゃんと礼言ってやった(※上から目線)のに!そもそもお前いつになったら俺の味方してくれんだよ!しかも何だよ「信吾さん」って!つい数日前までは「刑事さん」だっただろ!俺が離れてたちょっとの間にこの男、あるいは比奈と何があったァ!こんの泥棒猫どもが!!!(以上すべて心の声)「(様々なことを総合した結果)この体はまだいる」→「返さなきゃお前のコア全部砕く!(=お前なんか跡形もなく消し去ってやる!)」→「映司いいいいいいいいい!!!!!!」
、という昼メロが見えたのは私だけでしょうか。すっごく濃いアバンだった!「そんなことしてみろ」の後が続けられないアンクが情けなくてかわいかったです。めちゃくちゃ怯えてた…!「映司い!」って叫んでるのが絶叫みたいに聞こえた!あれじゃ逃げる以外のことなんて何もできやしないわ!ムッコロスなんて言えやしないわ!
それにしたってコア六枚で体を構築できない理由はなんなんだろう。他のグリードと違って人間態の細かい部分までこだわって作ってるせい、とかじゃないよね。三枚破壊されたからだろうか。人間の体ほしい!の理由はあんだけ長くついてたから今さらあんなほぼ無感覚の状態で過ごせないってことなんだろうけど、なぜ信吾さんの体にこだわるんだろう。映司も「あいつが信吾さんの体にこだわる理由分かるんです、ずっと体欲しがってましたから」なんて言ってたけどそれは人間であればいいわけであって信吾さんである必要はない。長くそれで暮らしてきたから周囲の人々やグリードにも「信吾さんの顔をした」アンクがアンクであり、自分というものがその姿にアイデンティファイされてしまっているからなのかなあ。「この姿じゃないと愛されないから」としか思えない。なんかすごく人間臭い。
とにかく今回はアンクのすばらしい腐れ外道っぷりにわくわくした回でした。なんというか、外道は外道なんだけど「八百年前からの俺の欲望だ!あきらめてたまるか!」とかのセリフのせいでなんか悲しく思えてくるあたり一年近くドラマを見続けたアレが。でも「過去のことを後悔してくよくよしてる暇があったら頭ひねってちょっとでも前にすすむ」っていうアンクらしさがいかんなく発揮されていて嬉しかったです。アンクの転んでもタダじゃ起きないたくましさとメンタルの強さが大好きだ!
そういえば33〜40話くらいのとき、アンクって最近人外っぽさを失ってかわいくなったなあなどと思ってたんですが、やっぱりあれは自然にああなったわけじゃなく演技だったんだ…。今、完全に元に戻ってる。笑い方も話し方も表情もちょっとしたしぐさまで、吸収前とは違う。
今日のアバンを見て、四話あたりでの「俺は隙を見て比奈ちゃんのお兄さんを取り戻す。お前を倒してでも」「やれたら褒めてやる」っていうやり取りをなんとなく思い出した。40話では「みんなずいぶん変わったなあ」と思ってたけどあっけなく元に戻っちゃった。アンクを助けるためにロストのコアを破壊したから、っていうのがまず悲しい。でも映司もアンクも、こんな段階になっても初期と変わらず「自分」を絶対に譲らないのがいろんな意味ですごく痺れた。映司は四話での誓いの言葉どおりに信吾さんを取り返そうとして最悪の脅し文句(=「お前のコア全部砕く」)を放ってしまい、アンクは自分の状態についてろくすっぽ説明もせず最悪の形で寝返るという…アンクに関しては通常運転だけど…。映司が怒りに任せて「コア砕く」とか言わなきゃアンクの心境は変わってたと思うし、アンクの方も「もうちょっと体使わせてくださいお願いしますだって俺もう完全体になれないんです」って土下座…まではしなくていいけどせめてもうちょっとちゃんと説明すれば映司も比奈ちゃんも友好的に振舞ってくれただろうよ。言葉が足りないとかそういうのを飛び越して、お互いがお互いに深刻な怒りを抱いてる感じ。どっちも相手に色んなことを期待しすぎちゃった結果みたいにも見える。最初は相手に何かを期待するなんてことがなかったからたいして対立もしなかったけど、ちょっとずつ信頼関係を築いてきたのが逆にあだになったのか。「お前の説教は聞き飽きた」ってセリフには驚いた。アンクって映司の性質を批判するときは大概他人事みたいに「馬鹿」の一言で表現してて、こうやって映司に対する自分の気持ちを言うことってあんまりなかったと思う。なのでこのセリフがなかったら決裂って思わなかったかもしれない。
後藤さんとの会話から、映司はもう戦う覚悟を決めちゃってるみたいな感じを受けた。映司のことだから「コア全部砕く」って脅し文句も、つい勢いで脅しちゃった、とかじゃなく本気で言ってそうだ。映司って誰にも相談せず悩みを表に出さずに決めるよねそういうことを。映司にしろアンクにしろ、理解と決断の早さがなんか悲しい。もともとの設定なのに。
予告どおり映司の手がグリード化しつつあってドッキリしました。でも東映のサイトの予告画像だと完全に変化しちゃったみたいに見えたけどまだ大丈夫だった!あそこで比奈ちゃんが自分の願いを押し殺してまで映司を支える、っていう決断をしたシーンはすごく感動的だった。もう比奈ちゃんはヒロインなんてもんじゃなくて、映司だけを救うヒーローだと思う。映司とアンクがあまりに決断早いから、比奈ちゃんが悩んで悩んで答えを出すところがすごく心に残る。悩みや苦しみを外に出さない人だったのに、自分がグリード化するっていう不安を抱え、さらにはアンクと敵対し、一人ぼっちで戦わなければならなかったところに「そばにいる」って言って気遣ってくれて笑ってくれる人がいるってことが嬉しくて悲しくて何度見ても泣いてしまう。比奈ちゃんだって不安なのに、映司に手を差し伸べる側に一生懸命なろうとしている。映司は助けようとした相手に逆に必死に助けられるなんて、きっと初めてだったろうと思う。泣ける…どっかの誰かがあっさり裏切りやがった後だけに…。そうやって大事に思われることで、映司も自分を大事に思えるようになればいいなあ。どんな動機であれ映司がしてきたことは人を救うことではあったわけだから、そのことをきちんと自分で受け止められるといいと思う。そのうえで自分の手で幸せをつかみとれる人になったらいいと思う。映司くん好きだ!
しかも来週は後藤さんもなんだよね。初期を思うと信じられない…!すでに映司と後藤さんがコンビ組んでるみたいになってるし、後藤さんのかっこよさときたら天井知らずで困っちゃうよ!
あとウヴァさんなんですけどひたすら前向きなところがステキすぎて倒れるかと思いました。このままじゃすまさんカタカタメダル一枚からの復活なんだぜ!セル集め手伝って欲しくてこつこつアンクをストーキングしてたかと思うともうね…!アンクがオーズ側を離れる確率がものすごく高かったわけでもないのにすげーや(もしかしたらオーズが倒したヤミーのおこぼれを狙ってたのかもしれないけど)。とはいえ、お前は死ぬまで俺の奴隷だ、なんて言われかねない相手に向かって「俺の実力だ!」と堂々と言ってのけるウヴァさんにまたしても死亡フラグが立ってしまったような気がしました。ウ、ウヴァさん世渡りがんばって…!早速来週あたり足台とかにされそうだよね。指鳴らしと舌打ちだけの指示を覚えこまされてアイスパシらされたりしそう。文句言ったらセルメダル大量にぶっこ抜かれそう。「次はコアいくぞ」とかひっくい声で脅されそう。
グリード集合の図はほんと…感無量すぎて…。かなり初期から見てみたかったもののひとつなので幸せです。あの中で生身なのがアンクだけってことは食べたり寝たり風呂に入る必要があるのがアンクだけってことで(あとドクターも?)、何かと軋轢を生みそう。「唯一味覚の分かるこの俺がうまいのより分けてやる」とかなんとか言ってガメルを騙して紙風船とかけん玉だけを渡してアメとかガムとかおいしいのを横取りしてそう。「寝ることの気持ちよさが分かるのは俺だけ!」とか言って一番ふかふかのベッドを要求しそう。風呂に入らなさそう。映司にうるさく言われなくて済むこの自由な生活さいこー!とか思ってそう。気分はあれだ、15の夜…。盗んだ軽トラで走り出す!とにかくもう口うるさい人間たちのところには帰りたくない!でも誰にも言われないのについ習慣で歯磨きとかしちゃって「俺は自由に生きるんだよ!」って歯ブラシ投げ捨てるんだけど、「虫歯になると口の中にバースのドリルアーム入れられてズガガガガってやられるんだぞ」っていう映司の言葉を思い出してもう一回歯磨きし始めたりするシーンなんてあったら悶絶する。
あと初期から見てみたかったシーンと言えば飛翔するアンク、なんですが、よっっっぽど嬉しかったのかやったらばっさばっさ広げてて笑いました。胸熱のはずなのになぜか笑いが…?
来週はいきなり来てリーダーヅラするアンクにむかつくカザリ、って感じの話なようですがどうなることやら…!ロスト消えたことも気付いてるのかなあ。
書きのがしてることがすごく多そうなので気付いたら追記します。
、という昼メロが見えたのは私だけでしょうか。すっごく濃いアバンだった!「そんなことしてみろ」の後が続けられないアンクが情けなくてかわいかったです。めちゃくちゃ怯えてた…!「映司い!」って叫んでるのが絶叫みたいに聞こえた!あれじゃ逃げる以外のことなんて何もできやしないわ!ムッコロスなんて言えやしないわ!
それにしたってコア六枚で体を構築できない理由はなんなんだろう。他のグリードと違って人間態の細かい部分までこだわって作ってるせい、とかじゃないよね。三枚破壊されたからだろうか。人間の体ほしい!の理由はあんだけ長くついてたから今さらあんなほぼ無感覚の状態で過ごせないってことなんだろうけど、なぜ信吾さんの体にこだわるんだろう。映司も「あいつが信吾さんの体にこだわる理由分かるんです、ずっと体欲しがってましたから」なんて言ってたけどそれは人間であればいいわけであって信吾さんである必要はない。長くそれで暮らしてきたから周囲の人々やグリードにも「信吾さんの顔をした」アンクがアンクであり、自分というものがその姿にアイデンティファイされてしまっているからなのかなあ。「この姿じゃないと愛されないから」としか思えない。なんかすごく人間臭い。
とにかく今回はアンクのすばらしい腐れ外道っぷりにわくわくした回でした。なんというか、外道は外道なんだけど「八百年前からの俺の欲望だ!あきらめてたまるか!」とかのセリフのせいでなんか悲しく思えてくるあたり一年近くドラマを見続けたアレが。でも「過去のことを後悔してくよくよしてる暇があったら頭ひねってちょっとでも前にすすむ」っていうアンクらしさがいかんなく発揮されていて嬉しかったです。アンクの転んでもタダじゃ起きないたくましさとメンタルの強さが大好きだ!
そういえば33〜40話くらいのとき、アンクって最近人外っぽさを失ってかわいくなったなあなどと思ってたんですが、やっぱりあれは自然にああなったわけじゃなく演技だったんだ…。今、完全に元に戻ってる。笑い方も話し方も表情もちょっとしたしぐさまで、吸収前とは違う。
今日のアバンを見て、四話あたりでの「俺は隙を見て比奈ちゃんのお兄さんを取り戻す。お前を倒してでも」「やれたら褒めてやる」っていうやり取りをなんとなく思い出した。40話では「みんなずいぶん変わったなあ」と思ってたけどあっけなく元に戻っちゃった。アンクを助けるためにロストのコアを破壊したから、っていうのがまず悲しい。でも映司もアンクも、こんな段階になっても初期と変わらず「自分」を絶対に譲らないのがいろんな意味ですごく痺れた。映司は四話での誓いの言葉どおりに信吾さんを取り返そうとして最悪の脅し文句(=「お前のコア全部砕く」)を放ってしまい、アンクは自分の状態についてろくすっぽ説明もせず最悪の形で寝返るという…アンクに関しては通常運転だけど…。映司が怒りに任せて「コア砕く」とか言わなきゃアンクの心境は変わってたと思うし、アンクの方も「もうちょっと体使わせてくださいお願いしますだって俺もう完全体になれないんです」って土下座…まではしなくていいけどせめてもうちょっとちゃんと説明すれば映司も比奈ちゃんも友好的に振舞ってくれただろうよ。言葉が足りないとかそういうのを飛び越して、お互いがお互いに深刻な怒りを抱いてる感じ。どっちも相手に色んなことを期待しすぎちゃった結果みたいにも見える。最初は相手に何かを期待するなんてことがなかったからたいして対立もしなかったけど、ちょっとずつ信頼関係を築いてきたのが逆にあだになったのか。「お前の説教は聞き飽きた」ってセリフには驚いた。アンクって映司の性質を批判するときは大概他人事みたいに「馬鹿」の一言で表現してて、こうやって映司に対する自分の気持ちを言うことってあんまりなかったと思う。なのでこのセリフがなかったら決裂って思わなかったかもしれない。
後藤さんとの会話から、映司はもう戦う覚悟を決めちゃってるみたいな感じを受けた。映司のことだから「コア全部砕く」って脅し文句も、つい勢いで脅しちゃった、とかじゃなく本気で言ってそうだ。映司って誰にも相談せず悩みを表に出さずに決めるよねそういうことを。映司にしろアンクにしろ、理解と決断の早さがなんか悲しい。もともとの設定なのに。
予告どおり映司の手がグリード化しつつあってドッキリしました。でも東映のサイトの予告画像だと完全に変化しちゃったみたいに見えたけどまだ大丈夫だった!あそこで比奈ちゃんが自分の願いを押し殺してまで映司を支える、っていう決断をしたシーンはすごく感動的だった。もう比奈ちゃんはヒロインなんてもんじゃなくて、映司だけを救うヒーローだと思う。映司とアンクがあまりに決断早いから、比奈ちゃんが悩んで悩んで答えを出すところがすごく心に残る。悩みや苦しみを外に出さない人だったのに、自分がグリード化するっていう不安を抱え、さらにはアンクと敵対し、一人ぼっちで戦わなければならなかったところに「そばにいる」って言って気遣ってくれて笑ってくれる人がいるってことが嬉しくて悲しくて何度見ても泣いてしまう。比奈ちゃんだって不安なのに、映司に手を差し伸べる側に一生懸命なろうとしている。映司は助けようとした相手に逆に必死に助けられるなんて、きっと初めてだったろうと思う。泣ける…どっかの誰かがあっさり裏切りやがった後だけに…。そうやって大事に思われることで、映司も自分を大事に思えるようになればいいなあ。どんな動機であれ映司がしてきたことは人を救うことではあったわけだから、そのことをきちんと自分で受け止められるといいと思う。そのうえで自分の手で幸せをつかみとれる人になったらいいと思う。映司くん好きだ!
しかも来週は後藤さんもなんだよね。初期を思うと信じられない…!すでに映司と後藤さんがコンビ組んでるみたいになってるし、後藤さんのかっこよさときたら天井知らずで困っちゃうよ!
あとウヴァさんなんですけどひたすら前向きなところがステキすぎて倒れるかと思いました。このままじゃすまさんカタカタメダル一枚からの復活なんだぜ!セル集め手伝って欲しくてこつこつアンクをストーキングしてたかと思うともうね…!アンクがオーズ側を離れる確率がものすごく高かったわけでもないのにすげーや(もしかしたらオーズが倒したヤミーのおこぼれを狙ってたのかもしれないけど)。とはいえ、お前は死ぬまで俺の奴隷だ、なんて言われかねない相手に向かって「俺の実力だ!」と堂々と言ってのけるウヴァさんにまたしても死亡フラグが立ってしまったような気がしました。ウ、ウヴァさん世渡りがんばって…!早速来週あたり足台とかにされそうだよね。指鳴らしと舌打ちだけの指示を覚えこまされてアイスパシらされたりしそう。文句言ったらセルメダル大量にぶっこ抜かれそう。「次はコアいくぞ」とかひっくい声で脅されそう。
グリード集合の図はほんと…感無量すぎて…。かなり初期から見てみたかったもののひとつなので幸せです。あの中で生身なのがアンクだけってことは食べたり寝たり風呂に入る必要があるのがアンクだけってことで(あとドクターも?)、何かと軋轢を生みそう。「唯一味覚の分かるこの俺がうまいのより分けてやる」とかなんとか言ってガメルを騙して紙風船とかけん玉だけを渡してアメとかガムとかおいしいのを横取りしてそう。「寝ることの気持ちよさが分かるのは俺だけ!」とか言って一番ふかふかのベッドを要求しそう。風呂に入らなさそう。映司にうるさく言われなくて済むこの自由な生活さいこー!とか思ってそう。気分はあれだ、15の夜…。盗んだ軽トラで走り出す!とにかくもう口うるさい人間たちのところには帰りたくない!でも誰にも言われないのについ習慣で歯磨きとかしちゃって「俺は自由に生きるんだよ!」って歯ブラシ投げ捨てるんだけど、「虫歯になると口の中にバースのドリルアーム入れられてズガガガガってやられるんだぞ」っていう映司の言葉を思い出してもう一回歯磨きし始めたりするシーンなんてあったら悶絶する。
あと初期から見てみたかったシーンと言えば飛翔するアンク、なんですが、よっっっぽど嬉しかったのかやったらばっさばっさ広げてて笑いました。胸熱のはずなのになぜか笑いが…?
来週はいきなり来てリーダーヅラするアンクにむかつくカザリ、って感じの話なようですがどうなることやら…!ロスト消えたことも気付いてるのかなあ。
書きのがしてることがすごく多そうなので気付いたら追記します。
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