memo

更新記録、感想、萌えつぶやきなど。
感想等はたいがいネタバレしておりますのでご自衛下さい!
<< ネットムービー :: main :: おへんじ! >>

41話

放送終わる→泣く→いつの間にかスイプリが始まっている→ハミィとセイレーンの濃厚なアレを見てさらに泣く、という先週とまったく同じパターンをたどってしまいました。世界が滅びようが世界中の人々が不幸のズンドコに突き落とされようが、ハミィとセイレーンは友達ニャ!!それ以外のものなんてなんにもいらない!

ツイッターで散々アレしておいていまさらなんですが、放送日なので畳みます。
ロストの中にいる「アンクの気配」を感じられるのは、映司がグリードになりかかっているからなのか。あんなに必死に自分の気持ちと向かい合う映司は初めて見た。色々な点で34話の再現のようにも思う。34話の時点でアンクはすでにはっきりと助けを求めていたと思うんだけど、それに応える映司の気持ち、という点が34話よりもはっきりした。はっきりしすぎるくらいに。あのときは「俺があいつを利用したいから失いたくない」だったけど(それが建前にしろ)、今は完全にアンクに対する情で助けたいと思ってる。そしてグリードであるアンクを助けるという行為が人間社会に生きる人々に受け入れられないこと、受け入れられてはいけないことを強く感じてる。だから自分も人間社会から離れなきゃいけない、と思ったんだろうと思う。比奈ちゃんとお兄ちゃんが人間にとってはごく当たり前の日常を送り始めたからこその決断だったんだと思う。あれを目の当たりにしたから、自分はもはやそういう日常を持つことができないことを悟ってしまったんだと思う。時期と原因と過程は違っているけど、結局ドクターと同じ決断をしてしまわざるを得なかった映司くんがとても悲しいです。

地下道?でロストと戦ってるシーンでオーズに映司自身が重なっていたのは、初めて自分の欲望のために戦っていたから?「あいつを取り逃がした。アンクの気配がまだ残ってたのに」って言って地面を叩くところ、映司があんなに無防備に自分の気持ちを吐露していたことってなかったよね。32話の回想シーンで一人助け出されて泣いてた映司くんと重なるようで重ならないのは、アンクを助け出すための現実的な方法をちゃんと考えることができていて、そして自分にはその力があると思っているからなのかな。紫メダルの件がなかったら「えーじくん大人になったんだね、よかったね」(ホロリ)で終わりなんだけど、自信と勇気と決断力を与えてくれるその「力」のせいで人間社会から離れざるをえなくなったことを考えるとホロリどころじゃない。来週あたり体からメダルがポロリしそうで怖い。

映司が泉兄妹とクスクシエから離れた方がいいと思ったのは自分だけじゃなくアンクもなんだな、と思ったときに、なんとなく26話で感じたことが思い出されました。あの、強烈な二人ぼっち感。二人の関係はあの時点では誰にも理解されなかったと思う。何で二人でいるのか、他の人にはさっぱり分からなかったと思う。あのときすでに情らしきものがはっきり生れ始めていたと思うんだけども(特にアンクの方に)、言葉にも態度にも表れずひたすらにいつも通りだったからハタから見ても分からない。それでもお互いにしか通じ合えないものが確かにあり、言葉を介しなくても分かるものがあり、人間とグリードという取り合わせでありながら互いに一番理解しあえているという奇妙な関係だったわけだ。それが今では比奈ちゃんも、ずっと乗っ取られてた刑事さんも、あのとき真っ先に疑ってかかっていた後藤さんまでが二人の関係を理解し、手を貸してくれようとしてる。そういう意味ではもう二人ぼっちじゃなくなったことが泣くほど嬉しいんだけど、理解されるされないの問題じゃなく現実的に二人ぼっちにならざるを得ないことがすごく悲しい。つい先週、それを悲しいと思える経験をしてしまったことも悲しい。アンクを取り戻したら映司はどうするつもりなんだろう。アンクを連れてどこかへ行ってしまうのかな。というか取り戻されるべきアンクっていうのはどこを指すんだ?意識の入ったコアメダル一枚?右腕?

それと地下道で戦ってたとき、ロストの右腕がいうことをきかなくなって、みたいな描写でまんまと泣いた。映司に攻撃なんて、できるわけない。ロストが腕アンクの意識を取り込めなくてイライラして腕ガツってしてセルメダルが飛び散ったところ、陵辱シーンにしか見えなくてギャーってなりました。体の内部では赤メダルによる赤メダルの陵辱が行われているわけですよね。いちいちえろいんだよ!メダルのくせに!

あと刑事さん、白いシーツから現れたのはやっぱりアンクとの対比?見事に別人で、別人すぎて違和感ゼロでした。同じ顔をしているようにはまったく思えない。首傾げる動作だけがアンクと同じだ。「自分たちだけ助かっておいて知らん顔はできない」ってかっこよすぎる。あまりにも。アンクにも多少なりとも恩を感じるらしいことも意外でした。
同じ顔の刑事さんに当惑してたところと、「アンクがついてた間のことは…?」「彼を通して大体(略)」のところでよからぬ想像をしたよねもちろん。「アンクが戻ってきたらまた信吾さんの体使うかもしれないのに」ってところはツッコミ待ち?アンクはなんで刑事さんの体にこだわんの?刑事さんの体じゃなきゃ愛されないって思い込みすぎてんじゃないの?というかそんなに愛されたいの??

そしてアンクを心から心配してるそばから比奈ちゃんが鶏の丸焼きとか出してこなくてよかったと思いました…!アンクが帰ってきても比奈ちゃんはあれくらい容赦ないままでいてほしくもあり、デレッデレになってほしくもある。また三人仲良いところが見たいな。あれで終わりなんて悲しすぎる。戻ってきたら刑事さんもまじえて四人で暮らせばいいじゃない!!!

とっさにメダルケース隠し、信頼できる比奈ちゃんにタカを託し、「自分が消えないためにできることはすべてやった」と刑事さんに言わしめ、それを「あいつらしい」と評されたアンクは、感情に塗り潰されず問題解決のために冷静に頭をひねることができるという点で映司くんとは似たもの同士だなと思いました。確か鴻上さんにも知能の高さと決断力が脅威であるって言われてたよね(バースのマニュアルかなんかで…)。先週あんなエピソードがあったとはいえ、今回やっぱりアンクはアンクで、映司は映司なんだなあと思うようなことが多くて若干安心したというか、キャラが極端な方向に振れないのがすごいな、と思った。変化は常にゆっくりじわじわ訪れる。映司くんのグリード化も、すごくじわりじわりときてるんだもの。怖いくらいに。

来週のサブタイトルが不穏なことになっていて今から胸が苦しいです。砕けた翼…?誰の翼が砕けるの?ロスト?プトティラ?テレ朝の次回予告に「人間がグリード化する恐ろしい真実を真木が映司に語る」ってあるんだけど…見るのがつらい。あなたたちはいったいどうなってしまうの。

まだ書き忘れたことが多そうなので思い出し次第別の記事に追記します。
comments (0) : - : Edit

Comments

Comment Form