memo

さわやかな日曜の朝っぱらから若干引くくらいに性的な悪夢を見て、目覚めた後もなんかすごく性的に絡んでくる男、アンク。なんなんだよ朝から…！エロい夢みんな！しかしそんなものにはもはや微塵も動揺しない男、映司。彼が天然ドＳっぷりを発揮しても今まではあんまり「ひでえ！」とは思わなかったんですけど、さすがに今回は思いました。ひでえ！いきなり汗だくでよろよろ近付いてきてものすごい剣幕で怒られたらそりゃ「はあ？」って思うだろうけど、こう、あなた34話でデレたんじゃなかったの？？？？っていう疑問がね…。別にデレたわけじゃなかった（結論）。いつもの映司だった。最近あの二人通じ合ってていい感じじゃん！ラブラブじゃん！なんて思ってた私が甘かった…。あんこがかわいそうになりました。さすがに。
汗だくでよろよろ近付いてってほっぺたぎゅってするシーン、ほんとはすがりついて安心したいのにすがりつき方がよく分かんないからほっぺたぎゅってしてんのよね！って初見で思ってテンション上がったけどそんなわけなかった。順調にグリード化してってる映司に親近感を持つと同時に恐怖感も抱き始めてるんですかね。映司がメダル奪うなんて、そんなこと人間である限りありえなかったのにグリードになってしまったらメダルに興味を示さないわけがないと思っているのかな。グリードの本能で。映司が自分を失うほどグリード化してしまったらオーズ暴走状態と同じになるわけで、そしたら先代オーズと同じく自分のメダルを奪おうとしてくるわけだ。そうなってしまったら最後、明確な敵になるわけだ。誰も守ってくれる人はいないし、自分よりも完全体に近い「自分」がいる以上ほかのグリードが組んでくれるわけもない。そこら辺のアイデンティティクライシスが右腕アンクの存在意義をぐらぐら揺るがしてる。夢の中で赤い羽根に覆われるお兄ちゃんの死体が出てきたけど、すでにアンクの中では「お兄ちゃんの姿をした自分」が自分という意識になってきているんじゃないかな。ロスト登場による同一性拡散が逆に刑事さん右腕憑依状態＝自分という同一性を強固なものにしたのかもしれない。そんなんなんかの悪いフラグにしか思えないけど…。

フラグといえば誕生日パーティーの話、ものすごく悪い方向のフラグに思えてくらくらしました。知世子さんはアンクのお母さんだ…。無償の愛や母性のかたまりだよね。愛情を与えるだけ与えて、返ってくることを望まないんだもの。あんだけ長く付き合ってあの人でなしっぷりを知り尽くしてるのに「照れちゃってカワイイ！」で済ますんだぜ…まじ菩薩。アンクは知世子さんのおかげで愛されることを知って、皆を愛することを知るのかな。

でもそんだけ愛をたっぷり口に放り込まれておいて消えるんだよね…消えるんだよね…。あまりに残酷だ。「消えるアンク」ってのがロストの方を指してたら別だけどそんなわけないよな…。映司はアンクが消えて初めてもっとちゃんと守ってやればよかったって思うのかな。別れが惜しいと思うのかな。泣いてくれるのかな。現状、オーズとしては特にアンクがいなくても困らないし（プトティラあるし…）、比奈ちゃんも刑事さんもアンクの憑依を必要としてない。アンクがいなくて困る人は誰もいない。そんな中での右腕アンクの存在意義っていうのが多分大きな問題で、そこに唯一介入できるのは周囲の人が「いて欲しい」と思う気持ちなんだと思う。必要でなくても、利用価値なんてなくても、「いて欲しい」と思う気持ち。理じゃなくて情の方に先に気付いたのは比奈ちゃんで、ためらいなく「お兄ちゃんのそばにいて欲しい」って言ってくれ、さらに映司にその点について詰め寄ってくれたんだよね。しかし映司はまったく分かっていないと。oh…ひどいぜ…。最後の「刑事さんにはこんな危険が！」っていうの、すげー今さらだろ！！アンクへの嫌がらせか！！映司ひどい！！と思ったんですが、ほんと来週どうなるんですかね。みんながみんなに大切に思い思われていてほしいです。「情」の部分で。

そういや、いったんロストに吸収される→ロストをプトティラがセイヤーってしてメダルばらばらになる→右腕の意識が無事生還→刑事さんにふたたび取りつく→右腕眠りにつくっていう流れだったら寄生獣だなあ、と呑気に思いました。でもどんな形でもいいから生きて幸せになってほしいなあ…

それとは関係ないけど、ストレスたまったらとりあえずボディーブローよね！みたいな態度に笑いました。話にこじつけてとりあえず腹パンしたいだけだろ、みたいな。

里中さんと後藤さんの新生バース組には死ぬほど萌えました。この二人、ものすごくお似合いじゃないの！！日常的にＳＭプレイしてそう（すごい台無し）


ハア…来週…