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動物園パラレル

パラレルってあんまり考えたことがないんだけどオーズだったら動物園パロとかいいよね。動物園のクジャクと新米飼育員の話。

動物園にただ一羽の、美しく名前のないクジャク(オス)は放し飼いで悠々自適に暮らしてるんだけど、片方の羽切られちゃってて飛べない鳥。もうすっかり年老いて気難しくて、かつてインドの山奥で自由に飛び回っていたときのことを思い出しもせず、逃げ惑う小学生を猛スピードで追い掛け回すことしか楽しみがない。そんな春、動物園にやってきた新米ワシタカエリア担当飼育員(21さいイケメン)。とても優しくて人当たりがよく、ワシやタカからも勤務初日から「ざわ…」ってなるくらいなぜか大人気。ある日、彼は放し飼いされてる一羽の老クジャクに目をとめるのです。

「お前、きれいだなあ。今まで見たどのクジャクよりきれいだ。でもひとりぼっちなのかあ」
おろおろしてるどんくさい新人飼育員だったらどついたろ、と思っていたクジャクは、はるか遠くの故郷を思わせる彼の澄んだ目を見て、電撃にうたれたように驚き、興奮してばたばた羽を動かしてなぜか飛ぼうとし始めてしまう。でも片方切られてるから飛べないことを久しぶりに思い出して、すごくすごくショックを受けるのです。
その様子で一生懸命飛ぼうとしているのが分かった飼育員はクジャクをすごくあわれに思って、次の日からクジャクを色々と元気付けようとします。アンクという名前をつけてくれたり、本気で追いかけっこをしたり、鷹匠みたいに腕に乗せたまま風を切ってみせたり。でもその作戦の一環で、たまたま近所の小学生が作ったクジャクの飾り羽を飼育員が広げてみせたとき、クジャクが恋に落ちました。だってそれ、き ゅ う あ い だもの!!!!

あの飼育員は俺のもの。俺だけのもの。と思い込んだクジャクは飼育員が他のワシやタカの世話をするのをとことん妨害し始めます。とはいえ戦って勝てる相手ではないので、地味な嫌がらせからスタート。ワシの檻の鍵穴にエサを詰めて入れないようにしたり、タカの檻に向かう道に客が落としていったバナナの皮を置いて転ばせたりなど。どう見ても困ってるのはワシタカではなく飼育員なんだけど鳥頭なのでそこまで気が回らない。飼育員も別に本気では怒らず(自分を独占しようとしてやったなどとは思っていない)、仕方ないなあ的な寛大さで対処していたためクジャクがワシタカに対してドヤ顔をするようになったとき、さらなる事件が起きたのです…。
なんと、動物園に幼いクジャク(オス)が仲間入り。元からいたクジャクに負けないほど美しく、若く、人懐こい。「仲間ができてよかったな。もうひとりぼっちじゃないよ」と嬉しそうに笑う飼育員の隣で、クジャクはある決意をしました。


(こいつを殺そう)



うーん私はいったい何を書いてるんだ…
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